simplestarの技術ブログ

目的を書いて、思想と試行、結果と考察、そして具体的な手段を記録します。

ユーティリティベースの8つの欲求

The SiMs のキャラクターはまるで欲求を持って行動しているように見えるそうですが
実際、8つの欲求が設計されていて、時間と状況によって一番高い欲求に従うように行動しているそうな

その8つとはどんな欲求だったのか見てみます。

身体的欲求
1.Hunger :空腹
2.Comfort :快適さ
3.Hygiene :衛生
4.Bladder:膀胱(尿意、便意)
精神的欲求
5.Energy : 気力
6.Fun : 楽しさ、面白さ
7.Social :社会所属
8.Room : 一人になりたい

基本的にどれも減少していく値と結び付けられていて
例えば選択肢にトイレと風呂があったとき

トイレに行くと
Bladder が大回復、 Room が回復

風呂に行くと
Hygiene が大回復、Comfort が回復、Room が回復

する。

キャラクターの現在最も値の低い欲求値について、それを最も回復させてくれるものをプランニングして行動する
たとえば、「かなり尿意がある、から、トイレに行きたい」とキャラが発言できるようになるし
その発言の後に実際にトイレに行くことになる